カンテを語りたい。
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どうも、べるです。
今日はみんな大好きエンゴロ・カンテという選手について語りたい。。。
去年W杯優勝をしたフランス代表の一員です。
まあサッカー好きな人の間では知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な選手なんで今さら感はありますが。
てゆーかめちゃくちゃ人気ですよねカンテ(笑)
嫌いな人っているんでしょうか…??
そんなカンテの名を世に知らしめたのはやはり15-16シーズンですね。
あのシーズンは一昨年に昇格したばかりのレスターがプレミアで優勝するという歴史的なシーズンでした。
そんなレスター優勝の立役者の一人がこのエンゴロ・カンテ。
カンテと言えば “守備職人” というイメージが強い方が多いはず。
当時のレスターにおいてカンテは中盤のフィルター役。
とにかくボールを刈り取って前線へ供給するというタスクを請け負っていました。
圧巻だったのはその無尽蔵のスタミナ。
90分を通して全く落ちない運動量で、広大なエリアをカバーしました。
そのあまりの運動量に、
「地球の3割はカンテがカバーしている」
という言葉が生まれたのは有名な話です(笑)
少し話が逸れるようですが、当時のレスターはお世辞にも巧い選手がたくさん集まっているようなチームではなく、カウンター主体の泥臭いサッカーをしていました。
そんなレスターがなぜ躍進できたのかというと、
前線にヴァーディという快速かつ決定力抜群のFWやサイドには足元抜群のマフレズがいて、多少アバウトなボールでも走り勝ったり、単独で決めきるだけの力があったから。そしてプレミアらしい体躯を活かした守備陣と、運動量豊富な中盤がそれを支えました。基本的に引いて守るレスターにおいて、いかにボールを奪取して前につなげられるかが肝だったのです。そしてそれを見事に遂行したのがカンテだったわけです。
サッカーって普通は点を取るような選手に目がいきがちなんですが、あまりサッカーに詳しくない人から見てもわかるくらい目立ってました。ほんとに。
まあそんな活躍をしたらビッグクラブに目を付けられるのは必然で。
カンテはそのシーズン終了後にチェルシーへと移籍したわけです。
カンテは小柄な選手ですがすばしこく、守備もぶつかりに行くというよりも相手の動きを予測したり初速の速さでボールを奪い取るというクリーンなもの。
対人守備はもちろんですが、コースを切ったりパスをカットするなどの守備も非常に巧みであり、とてもクレバーな選手であることがうかがえます。
そのカンテと当時のチェルシーで同じく守備的な役割を担っていたマティッチとのコンビはまさに鉄壁であり、フィジカルに優れるマティッチとの相性も良かったです。
守備的な戦術を執るコンテ監督の下でその力はいかんなく発揮され、チェルシーは見事にリーグ優勝を果たし、カンテ自身もプレミアの年間最優秀選手賞を受賞しました。
さて、ここまでいかにカンテが素晴らしい守備的MFかということについてべらべら述べてきましたが、チェルサポとしてみんなにはもっとカンテの凄さを知ってほしい…!
あんまり触れられることは少ないんですが、カンテって実はレスターに移籍する前はサイドアタッカーとしてプレーもしてたんです!びっくりですよね。
なのでもちろん技巧派ではないんですが、一定水準の足元の技術はあるんですね。
けっこういるじゃないですか、めっちゃ守備するけどボールを持ったら点でダメ、みたいな。
カンテはそんなことないです。
ただ、囲まれても打開できるとか、難しいパスを通すようなことは期待できません。
本人もその辺はわきまえているのか、基本的にはセーフティプレーに終始します。
もう一つは推進力。
カンテは実は運ぶドリブルが結構うまいです。
これはもともとサイドプレイヤーだったことが影響しているのかもしれません。
瞬発力やスピード、リーチの長さを活かして、スペースがあれば素早く前線までボールを運びます。
なのでやはりカウンターサッカーにおいて彼の能力は存分に発揮されるといっていいでしょう。
守備の巧さや運動量が際立ってはいますが、
意外と万能な選手なんですよね、カンテって。
そんな彼はとってもシャイで、優しくおとなしい性格のようです。
ゴールを決めた後も派手なパフォーマンスはせず、審判の判定に対しても抗議をするようなシーンはほとんどありません。
SNSなんかでも他のチームメイトにいじられてるのをよく見かけますね(笑)
プレースタイルもとても献身的ですし、クラブを超えて愛されています。
さて、カンテにとってチェルシーでの3年目となった18-19シーズンは、
サッリ新監督の下で全く新しいサッカーを展開することとなりました。
これまでのカウンターサッカーからポゼッションサッカーへの移行に伴ってカンテの役割はどのように変化したのか、そしてシーズンを通しての評価は?
それはまた別の記事で。