EL決勝を簡単に振り返る
どうもべるです!
EL優勝!!!!
見事チェルシー今シーズン初のタイトルです!!
いや~、色々あったシーズンでしたが、最後はこうしていい形で締めくくることができました。めっちゃ嬉しい。
加えてCL決勝も終わりました!
結果は大方の予想通りリバプールが2-0でスパーズ相手に勝利を収め優勝。
リーグではシティにタイトルを惜しくも譲る形となってしまいましたが、なんとかタイトルを獲って終わることができましたね。今シーズンの彼らの出来で無冠というのはあまりにも寂しいと思っていたので個人的にも納得してます。
まあいいんですよCLの話は!(笑)
今回はEL決勝の話!!
ほんとはすぐに書きたかったんですけど忙しかったんですよね。。
ということで遅ればせながら今回は決勝のチェルシー対アーセナルの試合の簡単なレビューです。
試合の流れ
チェルシーは上記のスタメン。
オドイ、ルベン、リュディガーは負傷離脱です。3人とも万全ならスタメンの可能性が高かっただけに残念ですが、悪くはないメンバーだと思います。コヴァチッチがいるので中盤の守備はルベンより期待できます。
トップはイグアインではなくジルーが先発です。ELではここまでジルーがスタメン起用だったのでまあこれは予想通りですね。EL得点王がかかってますのでその点に注目。
そしてエメルソン。シーズン序盤はほとんど出場機会がありませんでしたが、徐々に立ち位置を確保し、ついにはアロンソとのスタメン争いを制しての起用です。ここでの活躍が来シーズンにも大きく影響するでしょう。
試合開始。
序盤はチェルシーが比較的ボールを回しますが、20分ごろからアーセナルにチャンスを与えるシーンが多くなります。
ラカゼットとオーバメヤンの立ち回りに最終ラインが乱され、エメルソンとナイルズのマッチアップでは押され気味。
相手が3バックのため、攻撃時にWBに幅をとられ、どうしてもサイドを広く使われてしまいます。コラシナツちょっと怖かった。。
サイドにつり出されたルイスが簡単に突破されてしまうシーンもあり、やはり左サイドの脆さが浮き彫りに。
一方で攻撃時にはアザールとエメルソンの連携は好印象で、ある程度の崩しが期待できそうでした。
危ないシーンが散見されたチェルシーでしたが、前半は0-0で抑えます。
しかし。
後半に入ると早々にチェルシーが先制。
エメルソンからのアーリークロスにジルーが巧く合わせました。
これめっちゃいいゴールでした。
先制してからはチェルシーのペース。
続いて高い位置でのボール奪取からコヴァチッチ、アザールとつなぎ、最後はマイナス気味で走りこんだペドロがサイドに流し込み追加点。
完全に主導権を握ったチェルシーの勢いは止まらず、5分後にはPKを獲得。
これをアザールがきっちりと決め3点目。
このまま圧勝かと思われましたが、失点直後に投入されたアーセナルのイウォビが違いを作ります。早速スピードでサイドを切り裂き危険なシーンを作ると、ほどなくゴール前のこぼれ球をエリア付近から一閃。スーパーミドルを叩き込まれてしまいます。
会場が一気にアーセナルの逆転ムードに…。
どうしよやばい、、、
と思ったのも束の間、またまた事態は急変。
またも高い位置でボールを奪い返したチェルシーはジルーの見事な折り返しからアザールがこの日2点目を決め、すぐさま3点差に戻します。
逆転ムードを断ち切ったチェルシー、完全に心の折れたアーセナル相手にリードを保ち見事に勝利。
前半とは打って変わって後半は30分間で5点が早速飛び交う激しい展開でした。
【得点】
後半4分 ジルー
後半15分 ペドロ
後半20分 アザール
後半24分 イウォビ
後半27分 アザール
感想
決勝の舞台はアゼルバイジャンのバクーでした。
ロンドンの2クラブがわざわざ遠出して決勝ってちょっと面白いですよね(笑)
全然笑えなかったのはムヒタリアン。アルメニアとアゼルバイジャンって国際関係が良くないらしくて、帯同が見送りとなってしまいました。
にしても会場にはお互いのサポーターが少なく、盛り上がりには欠けてしまいました。
残念。。。
前半はあまりぱっとしない展開になってしまいました。
ヒヤッとする場面もありましたけどね。
後半は逆にオープンな展開で、チェルサポとしては得点が多く見れて満足です(笑)
全体としてはコヴァチッチやアザールのボール運びが非常に効いていた印象です。
得点シーンも彼らの持ち上がりから結果的に結びついたものも多かったですし、コヴァチッチは守備でもしっかり仕事をしてくれていたと思います。
ジルーもポストプレーがしっかりできてましたし、攻撃陣はよくやってました。
逆にサイドのところ、相手の3バックに対してある程度サイドを捨てているようなところはありましたが、エメルソンのところはお世辞にもいい守備とは言えませんでした。ルイスもやはり軽いところがありますねえ…
ただビルドアップのところや攻撃時の連携、先制のアシストなどでエメルソンは光ってました。
彼には今後もチェルシーで成長して欲しいですねー。
なにはともあれタイトル獲得できたことは来シーズンに大きくつながりますし、CLもポッド1で出場できます!!うれしい!!
しばらくは余韻に浸っていられそう~
細かい選手評は別の記事で^^
過小評価されるジョルジーニョ
どうもべるです^^
とうとうEL決勝がすぐそこですね!
お互いにケガ人が多く主力を欠く試合となりそうですが、
シーズンを締めくくるにふさわしい好ゲームを期待します!!
さて、そんな今日この頃ですが、某サッカー情報誌の選ぶ今シーズンのベストイレブンやワーストイレブン、個人賞などの発表がTwitterで拡散されていました。
まあたいていは妥当なものだったんですが、期待外れの選手にジョルジーニョの名前が。
チェルサポとしては「またか」って感じです。
ジョルジーニョ、この手のニュースでネガティブな評価を受けることが多いんです。
じゃあ実際にどうだったの?って話なんですが、
全くそんなことないです。。。
今シーズンから加入した彼はすでにチームの核となっていて、まさに替えが利かない選手です。
じゃあなんでこんな評価を受けるのか。
それは彼のプレースタイルがそもそも評価されづらいのと、サッリボールの申し子である彼がチーム不調時に批判の矢面に立たされてしまうことが原因だと推測されます。
(それでもサッカー情報誌として全く信頼できないと言わざるを得ないですが。)
ということで今回はそんな過小評価されるジョルジーニョについて見ていきたいと思います。
経歴
ジョルジーニョは1991年生まれの現在27歳。
ブラジル出身ですが15歳の時にイタリアへ移住。
ブラジルにルーツを持つイタリア代表の選手です。
ヴェローナのユース出身で、トップチームで13-14シーズン途中まで活躍。
翌年からは同じくイタリアの名門ナポリに引き抜かれ、4シーズン半在籍。
あの一世を風靡したサッリナポリの主力としてその名を欧州に轟かせることになります。
そして18-19シーズンには恩師サッリの監督就任に伴いチェルシーへと移籍。
当時マンチェスターシティ入りが有力視されていた中での電撃移籍でした。
そしてここまで主力としてリーグ戦37試合、ELを含めその他カップ戦など16試合に出場しています。
プレースタイル
ポジションは中盤の底、いわゆるアンカー。
守備的MFと呼ばれることも多いポジションですが、彼の仕事はゲーム全体を指揮すること。後方からパスを散らしてゲームを組み立てたり、すばやいパス交換やサイドチェンジで攻撃の起点を作ります。ボールタッチは必要最低限で、常に味方に指示を出し、細かい動き直しを繰り返すことでいつでもボールを受けられる準備を欠かしません。
非常にポゼッション型のアンカーといえます。
決して身体的に恵まれているわけではなく、身長は180㎝ありますが細身で、足も速いわけではありません。また、どうしてもチェルシー移籍当時に在籍していた同じくパサーとして優秀なセスク・ファブレガスとの比較論も多いのですが、明確にタイプは異なります。
セスクがより攻撃的で、魔法使いと言われるような芸術的なパスセンスとパス精度で一撃必殺の武器を持っていたのに対して、ジョルジーニョはより組み立てに特化した選手であり、パスそのものは凡庸ですが、パスコースの選択や味方の使い方が巧いです。
前者は天才型であり、後者はよりクレバーな印象を受けます。
いずれにしろお互いにワールドクラスのパサーであることに変わりはありません。
また、彼を評価するうえで欠かせないもう一つの点は守備面での貢献です。
彼は前述の通りフィジカルに恵まれた選手ではありませんが、豊富な運動量でリスク管理やカウンターを受けたときの潰し役としても効果的です。
もちろんカンテと比べると守備力は劣りますが、走行距離では彼を凌ぐことも多いです。
サッリがセスクではなく彼をスタメンに固定したのは単に自分の教え子という理由ではなく、その高い戦術理解度と守備にも走れるという点が大きいように思います。
とくに後者はセスクの弱点でもありました。
ここまで彼のプレースタイルに言及してきましたが、そうなんです。
どう考えたってマンチェスターシティが欲しがる選手なんです(笑)
シティはフェルナンジーニョの後継者獲得に躍起になっていましたから、彼がチェルシーを選んでくれたことは本当に幸運でした。
もしジョルジーニョがシティに行っていたとしたら…
考えるだけでも恐ろしいです。
ジョルジーニョの弱点
ここで評価を公平にするために彼の弱点にも言及しましょう。
まずわかりやすい弱点としてはフィジカル面です。
アンカーというポジション柄、守備というのは避けては通れないタスクの一つです。
運動量や予測などである程度をカバーしていますが、競り合いになったりスピード勝負になったりすると脆さが露呈してしまいます。
今季は特に当たりの激しいプレミアリーグへの挑戦となったので、やはりそういった場面は散見されました。また、戦術として味方のCBがサイドへつり出された時の真ん中のカバーも彼の役割であり、エリア内で相手FWを見なくてはいけないシーンもあり、そういった場合は非常にリスキーであると言えます。
もう一つはシュート精度。
コーナーのこぼれ球に詰めるシーンでのシュート精度が低いです。
今シーズンはリーグ戦で一度だけミドルシュートを決めましたが、彼の場合ほとんどが回転のかかったクロスのようなシュートになってしまい、十分な威力がありません。
ゴールにはならなくとも、危険性を示せるだけのシュート精度があると相手にとって厄介となるでしょう。
また、危険な位置でのボールロストが稀にあります。
これはポゼッションサッカーの中で高度なパス回しを後方から要求されることと、ジョルジーニョへのマークやプレッシャーが厳しいことが原因です。本人も難しいところでもパスを繋げに行く意識があったり、そのほとんどを難易度の高いダイレクトプレーで処理するため、場合によっては失敗すると一気にピンチに陥ることがあります。
守備時においても積極的ではありますが少々ポジションを高めにしてプレッシャーをかけに行く場面があります。最終ラインとの間にスペースが生まれてしまうため、相手によってはそこを上手く突かれる可能性があります。
今シーズンの評価
18-19シーズンはジョルジーニョにとってチェルシーの1年目となりました。
とくにプレミアリーグというのは適応に時間がかかると言われていますが、序盤からチームの中心として求められた役割を果たしました。ここは特筆に値すると思います。
ほぼすべての攻撃が彼を経由していたといっても過言ではないでしょう。
しかし、そんな彼もシーズンの中盤戦に突入すると相手チームに研究され始め、
いわゆるジョルジーニョ対策に苦しみました。
ポゼッションスタイルへの移行の中で、監督の戦術をしっかりと理解し実行できる彼にはサポーターからの期待も大きかったのですが、彼以外に起点となる選手は少なく、戦術が機能しない試合が増えると、監督への批判とともにそのスタイルを体現する彼もブーイングの対象となってしまいました。
ただ、この時のチームの不調は特定の個人のものではなく、あまり的を射たものではなかったというのが僕の意見です。伝統的に成果を焦り忍耐力のないチェルシーサポーターの悪い部分が出てしまったように感じます。この時の印象が強く広がってしまったがゆえに、シーズンを通しての評判が悪いと考えられます。
しかしここから巻き返しをみせたジョルジーニョ。
後半戦に入ると復調し、とくに守備面で大きく成長しました。
これは彼自身がプレミアに慣れてきたのか、同僚のカンテなどから倣ったのか、
真相はわかりませんがとにかく後半戦のチェルシーにおいて異次元の活躍を披露します。攻撃においては後方からすばやく丁寧にビルドアップし、守備では相手のカウンターに素早く反応、常に適切なポジショニングでチーム全体に貢献。個人的にはシーズン後半戦のMVPは断トツで彼だったと考えています。
総合的に判断して、10点中8点の評価は与えても良いと思います。
彼なくしてサッリ1年目のチェルシーはありえませんでした。
シーズンを通して大きなケガもなく、ほぼフル稼働だったことも評価できます。
最後に
さて、長くなってしまいましたが今回はジョルジーニョについて掘り下げてみました。
個人的にも大好きな選手なのでまだまだ語りたいことはたくさんあるのですが…(笑)
ジョルジーニョは最近ではあまり見なくなったレジスタタイプのアンカーです。
現在だとブスケッツやピャニッチあたりが似たようなタイプでしょうか。
少なくともサッリが指揮を続ける限り、彼がチェルシーの中盤を牽引していくのは間違いないです。また、これからチームがより監督のスタイルに染まっていく中で、彼のパフォーマンスがどこまで上がるのか、その真価にも注目です。
ではまた~。
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サッカーを見始めた方にちょっとした基礎知識
どうもべるです。
代表戦のメンバーが発表されて、また国内でもサッカーが取り上げられる時期ですね。
代表戦というのは日ごろサッカーをあまり見ない人たちを沼に引き込むいいチャンスなんです。ぼくはとにかくみんなにサッカーを見てもらいたい。。。
イケメン目当てでもいいんです。
騒ぎたいから?OKです。(迷惑はやめような)
ミーハーを嫌うサポーターも一定数いますが、誰しも最初は初心者です。
うぇるかむミーハー。
さて、今回はそんなサッカーを普段あんまり見ないよーって方に向けて、
こういうのを知っておくと、サッカー観戦がより楽しめたり、選手やサッカーに関する理解が深まるんじゃないかな~ということを、ちょっとだけ紹介していきます。
◎背番号
これあんまり気にしない人もいると思うんですけど、ほかのスポーツと同じように、背番号のいくつかには伝統的な意味が込められているものがあったり、選手のポジションやプレースタイル、チームにおける立ち位置なんかがわかるものがあります。
そこで代表的なものを簡単に紹介。
チームによっても違いますが、一般的なイメージ。
10番→チームの司令塔 / 攻撃のリーダー
9番→エースストライカー
11番→FW
7番→スピードスター / ゲームメーカー
8番→中盤
6番→中盤の後方 / 守備的MF
4番→守備のかなめ
基本的なのはこんなもんかな?(順番ぐちゃぐちゃでごめんなさい)
他にもたくさん有名だったり、よく使われる番号、歴史的意味のある番号などいろいろありますが、これくらいのイメージがあればとりあえずいいでしょう(笑)
背番号に注目すると、たとえば
「あ、あの人10番だからチームの中でも上手い選手なんだろうな」
みたいなことが想像できます。これくらいのゆるい認識でOK。
◎フォーメーション
もちろん11人がテキトーにサッカーしてるわけじゃないので、
チームにはフォーメーションというものがあるわけです。
基本的な配置のことですねー。
ああ、めんどくさい…
と思ったそこのあなた。大丈夫。
ここでは2つしか紹介しませんし、最近のチームの7割はそのどっちかなんで。
●4-2-3-1
フォーメーションてこういう数字で基本的には表します。
これが選手の並びを下から表してるんです。ちなみにGKは含まれてません。
これでいうと、
DFが4人いてその前に守備的なMFが2人、その前にMF3人、そして一番前にFW1人。
MFをまとめて4-5-1なんて言われることもあります。単純ですね。
●4-3-3
これも同様にDFが4人います。
そしてMFが3人、前線にFW3人です。
ここまでは何となくわかりますね。
こっちの難しいところは真ん中の3人がどういう配置なのかがチームによって結構違うといこと。
ただ基本的には逆三角形の形の布陣が多いです。
なので4-1-2-3と表記することもあります。
他にもたくさんの布陣がありますが、サッカーを見始めたばかりの人であれば、
ここらへんがわかる、聞いたことある、ていうくらいで上出来です。
なので解説の方なんかがこういう用語を使ったときにわかるわけです。いまチームがどういった配置で戦っているのかが。
逆に、上記の2つ以外のフォーメーションを使うチームがいたら
あ、珍しい。みたいに思えるわけです。
(サッカー玄人からめずらしくねえ!って声が聞こえてきそう。ほんとはもうちょいあります。)
ちなみに日本代表は4-2-3-1を使うことが多いです。
◎どれくらいゴールしたらすごいの?
これも意外とわからない方は多いはず。
というのも野球にあまり詳しくない僕は、解説の人が選手の成績を紹介してもそれがどれだけのものか、いまいちピンとこないんです(笑)
サッカーでも選手のデータが紹介されることがありますよね。
賞を獲った!とかならわかりやすいですが、数字で言われてもよくわかんない。
ということで今回は一番わかりやすいゴール数を見てそれがいったいどれくらいの凄さなのかをご説明。
ゴール数の多さは当然ポジションとの影響が強いです。
ゴールに近いポジション、つまりFWほど数値が高いのが普通です。
まあそれが仕事ですからね。
意外とDFでも点を獲っている選手がいるのですが、それはコーナーキックの時にだいたい決めてます。体格の優れた選手がDFには多いですから、セットプレーの時は貴重な得点源になるわけです。とはいっても10点取るようなDFはいません。
じゃあFWはどれくらい点を取ってたらすごいのか。
リーグ戦ってだいたい1年間でどこも38試合くらいです。
今回は単純にリーグ戦での成績だけを考えてみると、
1シーズンに…
5点→ポンコツFW
10点→及第点
15点→優秀なFW
20点→非常に優秀なFW
25点→得点王レベル
30点→超一流ストライカー
それ以上→わけがわからんレベル
という印象です。あくまで個人のね。
年間でリーグ戦15点以上決めていれば十分に仕事をしているといっていいでしょう。
20点というのが一つの大きな壁でしょうか。ここを超えれば得点王が見えてきます。
だいたい20点決めるFWというのは強豪チームのエースです。
逆に弱いチームのFWが15点以上取るのは難しいですね。もしそういった選手がいれば強豪チームに引き抜かれる可能性大です。
30点の大台に乗せるFWは滅多にいません。世界でも数人のレベルです。
ちなみに有名なリオネル・メッシは毎年30点くらいは取ります。多いシーズンだとリーグ戦50得点なんて年もありました。異次元ですね(笑)
いずれにしても2試合に1点決めるようであれば良いFWと考えていいわけです。
サイドの選手や中盤で二桁得点なら立派な数字だと思います。
もちろんチームでの役割や選手の特性がありますから一概には言えませんが。
こんなとこでいいかな。
ざっとサッカー観戦知識の紹介でした。
なにごとも知れば知るほど面白いもんです。
サッカー見始めたよーって方には焦らずじっくりと色んなことを知っていってほしいですね。大事なのは楽しむこと。楽しみ方は人それぞれです。
今日書いたのは完全に個人の意見ですので、自分で試合を見ていく中でわかることも多いはず。たまにこういうのも書いてこうと思います。
ではまた。ばいばい。
カンテを語りたい。
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どうも、べるです。
今日はみんな大好きエンゴロ・カンテという選手について語りたい。。。
去年W杯優勝をしたフランス代表の一員です。
まあサッカー好きな人の間では知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な選手なんで今さら感はありますが。
てゆーかめちゃくちゃ人気ですよねカンテ(笑)
嫌いな人っているんでしょうか…??
そんなカンテの名を世に知らしめたのはやはり15-16シーズンですね。
あのシーズンは一昨年に昇格したばかりのレスターがプレミアで優勝するという歴史的なシーズンでした。
そんなレスター優勝の立役者の一人がこのエンゴロ・カンテ。
カンテと言えば “守備職人” というイメージが強い方が多いはず。
当時のレスターにおいてカンテは中盤のフィルター役。
とにかくボールを刈り取って前線へ供給するというタスクを請け負っていました。
圧巻だったのはその無尽蔵のスタミナ。
90分を通して全く落ちない運動量で、広大なエリアをカバーしました。
そのあまりの運動量に、
「地球の3割はカンテがカバーしている」
という言葉が生まれたのは有名な話です(笑)
少し話が逸れるようですが、当時のレスターはお世辞にも巧い選手がたくさん集まっているようなチームではなく、カウンター主体の泥臭いサッカーをしていました。
そんなレスターがなぜ躍進できたのかというと、
前線にヴァーディという快速かつ決定力抜群のFWやサイドには足元抜群のマフレズがいて、多少アバウトなボールでも走り勝ったり、単独で決めきるだけの力があったから。そしてプレミアらしい体躯を活かした守備陣と、運動量豊富な中盤がそれを支えました。基本的に引いて守るレスターにおいて、いかにボールを奪取して前につなげられるかが肝だったのです。そしてそれを見事に遂行したのがカンテだったわけです。
サッカーって普通は点を取るような選手に目がいきがちなんですが、あまりサッカーに詳しくない人から見てもわかるくらい目立ってました。ほんとに。
まあそんな活躍をしたらビッグクラブに目を付けられるのは必然で。
カンテはそのシーズン終了後にチェルシーへと移籍したわけです。
カンテは小柄な選手ですがすばしこく、守備もぶつかりに行くというよりも相手の動きを予測したり初速の速さでボールを奪い取るというクリーンなもの。
対人守備はもちろんですが、コースを切ったりパスをカットするなどの守備も非常に巧みであり、とてもクレバーな選手であることがうかがえます。
そのカンテと当時のチェルシーで同じく守備的な役割を担っていたマティッチとのコンビはまさに鉄壁であり、フィジカルに優れるマティッチとの相性も良かったです。
守備的な戦術を執るコンテ監督の下でその力はいかんなく発揮され、チェルシーは見事にリーグ優勝を果たし、カンテ自身もプレミアの年間最優秀選手賞を受賞しました。
さて、ここまでいかにカンテが素晴らしい守備的MFかということについてべらべら述べてきましたが、チェルサポとしてみんなにはもっとカンテの凄さを知ってほしい…!
あんまり触れられることは少ないんですが、カンテって実はレスターに移籍する前はサイドアタッカーとしてプレーもしてたんです!びっくりですよね。
なのでもちろん技巧派ではないんですが、一定水準の足元の技術はあるんですね。
けっこういるじゃないですか、めっちゃ守備するけどボールを持ったら点でダメ、みたいな。
カンテはそんなことないです。
ただ、囲まれても打開できるとか、難しいパスを通すようなことは期待できません。
本人もその辺はわきまえているのか、基本的にはセーフティプレーに終始します。
もう一つは推進力。
カンテは実は運ぶドリブルが結構うまいです。
これはもともとサイドプレイヤーだったことが影響しているのかもしれません。
瞬発力やスピード、リーチの長さを活かして、スペースがあれば素早く前線までボールを運びます。
なのでやはりカウンターサッカーにおいて彼の能力は存分に発揮されるといっていいでしょう。
守備の巧さや運動量が際立ってはいますが、
意外と万能な選手なんですよね、カンテって。
そんな彼はとってもシャイで、優しくおとなしい性格のようです。
ゴールを決めた後も派手なパフォーマンスはせず、審判の判定に対しても抗議をするようなシーンはほとんどありません。
SNSなんかでも他のチームメイトにいじられてるのをよく見かけますね(笑)
プレースタイルもとても献身的ですし、クラブを超えて愛されています。
さて、カンテにとってチェルシーでの3年目となった18-19シーズンは、
サッリ新監督の下で全く新しいサッカーを展開することとなりました。
これまでのカウンターサッカーからポゼッションサッカーへの移行に伴ってカンテの役割はどのように変化したのか、そしてシーズンを通しての評価は?
それはまた別の記事で。
サッリの去就問題
どうも、べるです。
ブログを訪問していただきありがとうございます^^
今回は巷で話題になっているサッリ監督の去就問題について。
いやあ、正直驚きです(笑)
僕個人としての意見を最初に言っておくと、
サッリ解任はありえない! です。
もしあるとすればそれはサッリ自身がチェルシーを離れたいとか、家族の事情などがあった場合です。チーム事情や成績を理由にサッリを解任することはありえないと考えています。
まず18-19シーズンから指揮を執ったサッリですが、彼に課せられたミッションはCL権の奪取。これが一番大きいです。そしてご存じの通りプレミアリーグでは最終的に3位につけ、CL出場権を獲得しました。ということでまず最初に言及しておきたいのは、最低限求められた結果は出したという点。CL権の有無はその後のチームの収益や補強に大きな影響を与えるわけですから、非常に重要な成果と言えます。
さらに見逃せないのはカップ戦における躍進です。
カラバオ杯では決勝まで上り詰め、シティとの白熱の戦いの末PK戦で敗れることとなりました。しかし今季盤石の強さを誇ったシティを相手に互角以上の戦いを繰り広げ、今シーズンのチェルシーのベストマッチだったといっても過言ではないでしょう。
そして欧州の舞台ではこちらもEL決勝まで勝ち進み、決勝を控えています。
相手はリーグのライバルでもあるアーセナル。お互いを知り尽くした同国対決で難敵ではありますが、タイトルの可能性を大いに残しています。
ここまでの成績を見ても、客観的にサッリの解任はおかしいと思うのが普通ではないでしょうか。
サッリの功績はこれだけではなく、若手の育成という観点でも期待できることを彼は今シーズン示しました。これはもちろんハドソン・オドイのことです。オドイは18歳(シーズン開幕時は17歳)ながら卓越したスキルを持つアカデミー出身の逸材。今季からトップチームに帯同することとなり、ヨーロッパリーグのグループステージなどで出場機会が与えられるようになりました。
冬にはそんなオドイをめぐるバイエルンとの騒動もありましたね。
サポーターの中には十分な出場機会を与えないサッリに対する批判が巻き起こり、当時のリーグ戦での低調さも相まってサッリに対する風向きが激しくなり議論を呼びましたが、シーズンの終盤にはリーグ戦でも積極的に起用されることが多くなり、戦力の一員として数えられるようになりました。
これについてサッリの起用方法は正しかったと思います。
17歳の若手がいくら逸材とはいえ絶対値で見るとまだまだ未熟。
チェルシーの左サイドには世界でも3本の指に入るようなエデン・アザールという
絶対的な存在が君臨しており、他にもウィリアンやペドロといったこれまで活躍してきた実力者がサイドには陣取っています。ここに割って入るというのは相当なものです。
そして試合を見ても、シーズン前半の彼はその歳にしては信じられないようなパフォーマンスを見せましたが、途中出場したリーグ戦では実力不足を露呈していました。あくまでカップ戦要員。それがシーズンの後半戦では出場機会を徐々に増やし、最終的にはリーグ戦でスタメンを張るまでに。プレーを見てもその成長が感じられました。
同様にロフタスチークについても見逃せません。今季はコバチッチの加入やバークリーの本格的な参戦、カンテのIH起用などがありいつになく競争率の高いスタメン争いでしたが、最終的にその座を掴みました。これまで欠点となっていた動きの部分に関しても改善が見られ、サッリ自身も言った通り、戦術的な側面を大きく伸ばしました。
サポーターはついついアカデミー出身の選手を持ち上げすぎたり過度のプレッシャーを与えがち。。。
周りに流されずにしっかりとタイミングを待ったからこそのオドイやロフタスチークが後半戦で活躍だったと思っています。
最近はムバッペを筆頭に10代からトップリーグで台頭する若手の例が増えていますが、彼らの多くはまだ身体的に成長途中。特にプレミアリーグの過密日程や球際の激しさ、ビッグクラブのプレッシャー等を考慮すれば、安易に若手を酷使するというのはリスキーです。(そんな中で大活躍する選手もいますが)
いずれにしてもまだオドイは18歳。これからに期待です。
少し長くなりましたが、つまりはサッリが若手を向上させる資質を持っているということです。これは近年華々しい功績を残しているアカデミーを持ちながら、トップ定着率の極めて低いチェルシーにとって非常に有益なことです。
最後に、サッリボールはまだまだ未完成。ここでチームの改造計画をとん挫させるのはいかがなものか。チェルシーは近年2度のリーグ優勝を果たしましたが、翌年には大きく順位を下げ安定感に欠けるのが大きな問題となっています。きちんとした戦術的なアプローチを軸に、特定の個人に頼らない、チームとしての強さを身につけなければいけません。多少の
ということで、どう考えたってサッリは続投が既定路線。
補強禁止処分の延期の有無や、フリーになったアッレグリ、ファン待望のランパードの存在などが憶測を呼びますが、個人的には全然ナイと思ってます(笑)
これでサッリ解任になったらどうしよ...。
ではまた次のブログで。
今季のチェルシーのリーグ戦をざっと振り返る。
どうもはじめまして。べるです。
このべるログでは海外サッカーに関する話題について書いていきます。
メインは自分の応援しているチェルシーの試合レビューや感想、意見です。
完全に主観なのであんまり鵜呑みにしないでください(笑)
必然的にプレミアリーグのことが多くなってはしまいますが、気になるトピックについてはなんでも扱っていきます。
早速ですが今日はタイトルにもある通り、チェルシーの今季のリーグ戦の振り返り。
ついに18-19シーズンのプレミアリーグが幕を閉じ、チェルシーはEL決勝を残すのみとなりました。
今シーズンのプレミアの特徴と言えば、なんといっても上2つの強さが際立ったということでしょう。チェルシーは結果として3位に終わりましたが、2位のリバプールとの勝ち点差は25。優勝したシティを含め、その間には勝ち点さ以上の差があったといえます。
そんなチェルシー含めアーセナル、トッテナム、ユナイテッドといったクラブは終盤にかけて失速、シーズンを通した安定感に欠ける結果となりました。
しかしその一方で、欧州の舞台へ目を向けると、リバプールとトッテナムはCL決勝、チェルシーとアーセナルはEL決勝に勝ち進み、プレミア勢の躍進が目立ちました。
そしてそんな4チームを押しのけ見事にプレミアを連破したシティ。
全体としてプレミアリーグのレベルの高さがうかがえますね!
ということで今シーズンのチェルシーはどうだったのか?
今季はまさに変革のシーズンでした。
コンテ政権は3年目を迎えることなく終焉。これは昨シーズンの半ばから噂や報道があった通りの結末でした。決定的だったのはコスタの放出やルイスを干すといった選手たちとの軋轢。戦術的には優れた監督で、そのパッションは誰もが認めるところでしたが、コミュニケーションという側面ではかなり人を選ぶところがありましたね。
もちろん補強が不十分だったというのはあります。しかしコンテの解任に関しては仕方がなかったというのが個人的な意見で、とくにコスタの件に関してはその後のチームにも大きなダメージでした。ドログバが去ってからFWの不甲斐なさが目立つことの多いチェルシーにおいて、コスタは非常に貴重な戦力でした。また、コンテ自らが欲しがったというバカヨコは戦力にならず、CL権を逃すという結果に。
それを受けての今季はこれまでのチェルシーのスタイルを大きく変えるものでした。
ナポリで世界一美しいサッカーとまで言われるチームを作り上げたサッリの招聘。
これはつまり、伝統的に守備に重きを置くカウンター寄りのサッカーから、より攻撃的なポゼッションスタイルへの移行ということ。
まさに刷新。
今シーズン、サッリに課せられたミッションは何としてもCL出場権を獲ること。
そしてELの制覇でした。
スタートダッシュは良好。
アザールの合流が遅れたチェルシーでしたが、明らかに以前までとは違う。
後方から丁寧につなぎ、ポゼッション率では相手を圧倒。アザールは合流後キャリアハイペースでゴールとアシストを積み上げていきました。
しかし、その勢いは早い段階で減速。これはサッリボールの核となっていた新戦力ジョルジーニョが相手チームに対策され始めたため。アンカーを消されたチェルシーは連携力を失い、勝利こそするものの内容が伴わない、引き分けになるといった試合が増えていきます。無敗記録こそ続いたものの、上位のリバプールやシティとは完成度の違いを見せつけられ、徐々に負けが増えていくシーズン前半戦でした。
冬には不甲斐ない結果に終始し本人も完全に気持ちが離れていたモラタをアトレティコへとレンタル移籍させ、サッリの愛弟子であるイグアインをこちらもレンタルで獲得。
しかしそれでもFW問題は解決されず、アザールの個人技に頼ってしまう場面が多くみられました。ただシーズンも佳境に入りコンディションを上げたジョルジーニョの活躍やロフタスチーク、ハドソンオドイら若手の台頭もあってなんとかCL出場権を獲得。最後はライバルチームたちの不調にも助けられた形となりました。
最終的にリーグ戦では3位につけ、至上命題であったCL権を取り戻したチェルシー。
移行期における最初のシーズンとしては及第点といったところでしょうか。
ただし、今期のプレミアリーグは例年以上にハイレベルで、ビッグ6以外のチームも非常に躍動しました。また、カラバオ杯では決勝まで上り詰めシティとの壮絶な試合の末にPK戦で惜敗。ELも決勝まで勝ち残りタイトルの可能性も残しています。
それらを考慮するとサッリ1年目は上出来だったのではないかというのが僕の意見です。
さて、ざっと振り返るとこんな感じでしょうか。
ホントはもっともっと書きたいんですが長くなってしますので(笑)
サッリの去就や選手個人への言及はまた別の記事で書いていこうと思います。
プレミアリーグは終わってしまいましたが、夏は補強の季節。
サッカー好きの楽しみの一つですよね!!
僕もいろいろな記事や噂に踊らされながらブログを書いていこうと思います(笑)